徒然

忘れたくないもの

羊の木 主題歌と考察

こんにちは。

深読み大好き考察オタクです。

 

ED曲である「Death is not the end」の歌詞を見ていた際これは!!

となったので備忘録がてら、こちらに書かせていただく次第です。

 

*ばっちりネタバレです。

*英語2のがばがば和訳解釈

 

歌詞を載せつつ語っていきたいと思います。

 

When you're sad and when you're lonely
And you haven't got a friend

ここは街に来た皆の状況ですよね。

悲しく、寂しい。友達もいない状態で、魚深にきた新住民たち。

 

Just remember that death is not the end

And all that you held sacred

sacred は神聖なという意味だけではなく「捧げられた」という意味もあるんですね。

この場合捧げられたのは担当を任された月末のことでしょう。

Falls down and does not mend

落ちていく、そして改める事はできない

 

変わろうと努力をしたけれど変われなかった宮腰…

 

Just remember that death is not the end.

Not the end, not the end
Just remember that death is not the end.

 

When you're standing on the cross-roads
That you cannot comprehend
Just remember that death is not the end

stand on はある順位に位置する、などの意味がありますよね。

魚深に集められて、人生が交差しあった人たちの中で立場がある、どこかに位置しているのは月末でしょう。

そうすると、ここでの理解できない、というのは、月末視点でしょうか。

 

And all your dreams have vanished
And you don't know what's up the bend
Just remember that death is not the end.

 

Not the end, not the end
Just remember that death is not the end.

 

When the storm clouds gather round you
And heavy rains descend

雲があなたの周りに集まった時、

重い雨が降り注ぐ。

(日本語がばがばすぎない?)

のろろ祭りで儀式の途中土砂降りにあいます。

宮腰はのろろ様を見据えて、「のろろ様、怒っているのかな」と言います。

のろろ様が怒る理由、を宮腰視点で考えたなら、すでに変われない自分、罪を犯し続けてしまうであろう自分にどこか気づいていたのでは?切ない…

 

Just remember that death is not the end

And there's nowhere there to comfort you
With helping hand to lend

 

宮腰と月末。

最後は崖上で友達として死なないでほしいと手を伸ばした月末…

 

Just remember that death is not the end.

Not the end, not the end
Just remember that death is not the end.

 

そして

For the tree of life is growing

 

あっ...

 

これか~~~!!!!

 

この一文を読んだ瞬間、「うわぁ…」っておもいました。

なるほどこの曲がぴったり。

 

羊の木は「東タタール旅行記」という架空の書物の引用から始まります。

”その種子やがて芽吹き

 タタールの子羊となる

 羊にして植物

 その血 蜜のように甘く

 その肉 魚のように柔らかく

 狼のみそれを貪る”

 

これは多くのサイトで言われていますが、「バロメッツ」といわれる伝説の植物が原作です。

 

でも、上記の考察はもっとわかりやすくて納得させられるサイト様がありましたのでこちらでは省略

 

 歌詞を直訳すると、その木のために 人生を生きる…みたいな?誰か英語教えて欲しい

 

一度社会的に死んでしまった彼らが、この魚深という場所を土壌として、羊になって蘇る…みたいな感じでしょうか

 

全ての根幹となる木は一体なんなんでしょうか。

羊が元受刑者たちなら彼らに共通するのは殺人、という過去の罪?

そこから変われた人たちは羊として生きていくことができたし、変われなかった、変わろうとしなかった二人は羊になれなかった…とか。

 

そうすると狼って誰なんでしょうか。

利益がある立場の人たちでしょうから、月末や市役所の役員…とかですかね。

 

歌詞に戻ります

 

Where the spirit never dies
And the bright light of salvation
Shines in dark and empty skies

 

ここもたまらんよなぁ~!

salvationはキリスト教で「魂の救済」という意味だそうです。

empty skin は死んだ後の、抜け殻でしょうか。

きっとそれはのろろ様の言い伝えによって裁かれて死んだ宮腰。

そう思うとここでの光は、エンドロールで映る、街に差し込む光だったと思うのです。

海へ沈んでいった宮腰はこの光で魂の救済を得たのだと信じたいですね。

 

When the cities are on fire
When the burning flesh of men

そして輪廻転生をしていく…

Just remember that death is not the end

And you search in vain to find
Just one law abiding citizen

 

Just remember that death is not the end.

Not the end, not the end
Just remember that death is not the end.

 

何度も繰り返されるこのフレーズ。

死は終わりではない事を覚えておいて。

 

ううん…変われなかった自分を諦めて死んでいった宮腰…

来世では救われていていてほしいと願ってしまいますね。

 

尻切れトンボにはなりますが今回は

こんな感じで、今回は終わりにさせていただきます~!

読んでくださった方ありがとうございました。

 

(自担を見習ってちゃんと英語の勉強をしよう…)